胡弓楽の伝承に関しては箏曲、三絃と比較して不明な点が多く、18世紀中期位 までしか遡ることができない。また同じ人物でも胡弓、箏曲、三絃でそれぞれ伝承が異なることも少なくない。系譜中青色の線は三絃、または箏曲の伝承を元にしたものなので、必ずしも胡弓の伝承を伴っているかどうかは 分からないし、線上に掲載してあっても胡弓を演奏しない人もいたであろう。 胡弓奏者であることが確実、ほぼ確実な人物には下線を付してある。大字は流祖またはそれに準じる存在。人名の後の数字は代目。なおすべての胡弓奏者を網羅したものではない。誤り、記漏がある場合はご指摘ください。