稽古のきまり

入門を希望される方は、次の諸規程をよく読み、納得、同意の上でご連絡ください。

性別、年齢、国籍、信条は不問ですが、熱心さと気長さ、最低限の良識、健全な心を持ち合わせた方であることが入門条件です。統合失調症などの精神疾患を持つ方は、主治医の許可を得たうえ、保証人1名を立ててください。

入門者のみに教授致します。入門希望者はアマチュア、プロを問いません。アマチュアで趣味として胡弓を修得したい方も入門できます。音楽、楽器経験の有無は問題ありません。ただし「ちょっとかじってみたい」的入門は固くお断り致します。本当に習いたいという自分の気持ち、稽古を長年月継続して受ける意志を再度確認してください。特に女性の場合、結婚などがあっても、一時的に休むとしても気長に稽古を継続する意志が重要です。

試しに体験したい場合は講習会を利用してください。ただし稽古の見学や、その場で楽器に触れてみることは可能ですので希望の場合はご相談ください。また、他派の方にも教授致します。ただし親師匠の同意を得るか、または自己責任において意志をしっかり固めて入門してください。

短期間限定の入門は原則として受け付けておりません。たとえ趣味であっても、楽器の習得にはある程度長期にわたる稽古が必要だからです。ただし音大生、音楽修行者、在日留学生、演奏家などで、きちんとした理由がある場合は考慮します。
一人一人の進歩具合や個人事情に即した稽古を行っているため、またスケジュール管理のため、結婚、転居、進学、留学、出産、育児、転勤、親の介護などにより、途中で継続的に稽古に来られなくなる事情があることが初めから分かっている場合、予測される場合は、直前報告や事後報告にならないよう、必ず前もって申告、相談してください。
住所、住居表示、電話番号、Eメールアドレスが変更になった時は、すみやかに報告してください。
年間稽古日は22回(月一回教室は12回)です。
稽古日は講師の都合、会場の都合等によリ急に変更になることがあります。また講師の都合により稽古開始時刻が遅れることがあります。
諸事情により稽古を休む時は、必ず前もって連絡をすること。

 

講師の都合による休みの場合は、なるべく代稽古またはできる限り他日への振り替えを行ないます。ただし以下の場合は、基本的に振り替え無しで稽古を休みとしますが、このような状況が2回以上続く場合には、何らかの方法で稽古が実施できるよう努めます。

1.事故、ストライキ、災害等による稽古場への交通機関途絶の時。

2.講師の重要な儀礼出席と重なる時。

3.講師の重要な演奏会出演と重なる時。
4.稽古会場が急に何らかの理由で使用できなくなり、代替会場も確保不能の時。
5.極度の悪天候、災害、重大な事故発生時。
6.国の特別行事(大喪の礼等)で音出しの自粛が要請された場合。

また生徒の都合で正規の稽古日に来られなかった場合、他の日、他の教室での振り替え稽古を受けることができます。

 

上項目1〜5で休みとなった場合、及び生徒側の都合で月内の稽古をすべて休んでも、月謝及び雑費は納入して頂きます。

ただし、3ヶ月以上連続して休むこと(休門)を希望する時は、講師に相談してください。正当な理由が認められれば月謝額を減免します。

重要な社中の演奏会も稽古の回数に含まれます。

入門料、月謝額、雑費額は改訂することがあります。
入門料、月謝、雑費、年会費の払い戻しはしません。
やむを得ず退門を希望する場合は、必ず理由を講師に告げ、了承を得ること。無届のまま稽古に来ない場合は在門扱いとなり、その間の月謝、雑費は全額納入して頂きます。また特別な事情(本人重病、死亡)以外のいかなる理由でも、入門月より一年以内は退門できません。その間はすべて休門扱いとなります。また休門を口実とした退門は認めません。
休門、退門扱いは、申請、了承の翌月発効となります。休門中に退門する場合は、事情や稽古の態度により、それまでの休門中の月謝を全額納入して頂くこともあります。
門下生は入門と同時に「絃詩会」会員となり、入門翌年より年会費4,500円が徴集されます。年会費は休門中も納めて頂きます。また年会費額は改訂されることがあります。
教室により、稽古は来場順となります。自分の順番を待つ間は、私語を慎み静粛に他の人の稽古を聴いて自己の勉強とすること。
家での練習をきちんとすること。
発表会、演奏会等の社中行事には積極的に参加し、講師の演奏会などよく聴き勉強とすること。
社中での宗教、思想、政治、商売がらみの勧誘、その他の活動は一切禁止します。
社中で使用する楽譜、文書を無断でコピーしないこと。
稽古等、社中行事の最中に事故があった場合、講師の責任以外の責めは一切負いません。

稽古場内はすべて禁煙です。
稽古は基本的に個人レッスンですが、合奏の練習等で複数で行うこともあります。
稽古諸規定は改訂することがあります。
   
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